今年の2月酷い不眠症に悩まされたが、トランプが大統領に返り咲いてから、心身の不調が出始めたように思う。あの顔と両手を振る仕草が気に触る。そして2月それが爆発したように思われる。今世界が大変になっている時に、よりによってトランプとは・・・。ウクライナ、イスラエル、中国と台湾、北朝鮮と韓国、考えると第2次世界大戦はまだ終わっていないのではないか。そんな世界の中でアメリカの存在は大きなものがある。にもかかわらずトランプ関税である。アメリカの財務の悪化を何とかしようというのであろう。しかしあの関税率も何ら根拠のあるものではない。中国との100%を超える関税合戦は呆れた。アメリカの悪化した財政状況を、他国に関税を押しつけて改善しようとしているものと思われる。そして僅差で成立した減税法案である。アメリカあの問題であるが、富裕層への減税で、社会保障制度に問題を残した。トランプ関税で世界は分断され、アメリカの孤立を懸念するが、アメリカの孤立は自業自得である。トランプ関税はアメリカ人も物価高を被り、企業も大変であろう。アメリカの企業もアメリカから離れるところもでるのではないか。アメリカは金利の上昇で債権の価値が低下し、アメリカ債を手放す国も増えているようだ。日本も大量に保有していてその処理はどうするのであろう。石破茂の「なめられてたまるか」の発言には賛否があるが、気持ちは分かる。日本の安全保障はここではしないが、アメリカの基地への思いやり予算をやめるとか、アメリカ債の処分を大量にするとか、トランプに現実を分からせたらどんなに気持ちがすっきりすることやら。トランプは日本はアメリカの車を買わないとか、米を買わないなど言い掛かりにも程がある。そうした中でウクライナとの交戦をやめないロシアに制裁を考えたり、ウクライナにEUを通してだが武器の供与するなど、当初プーチンと良好だった関係が揺らいできたようだ。ロシアの油を買った国には100%の関税をかすには笑った。トランプにはまだまだ話し足りないが、そろそろやめる。財政状況は各国おかしくなっているが、手段を選ばない解決だけは考えないで欲しい。世界で知恵を出し合って抜け出して欲しい。
トランプという怪物
