今の政治の面白くないこと

世相

2025年参議院選挙前日、思い出してyoutybuで【田中眞紀子氏と斬る!「自民党の金権体質」「信頼されない政治家」】郷原信郎の「日本の権力を斬る!」#366見た。面白かったので、紹介したい。是非見て欲しい。

田中眞紀子氏と郷原信郎氏が語る中で特に焦点となったのは、自民党の金銭的な体質と透明性の欠如であった。田中氏は、自らが経験した政治資金の流れや政治家の意識改革の必要性を赤裸々に語った。特に、現行の政治資金規正法が「ザル法」であり、透明性が欠如している点を指摘した。彼女の話によると、政治家が複数の名義口座を利用し資金を分散させている現状では、実際の資金の流れを把握するのが極めて困難だと言う。
また、田中氏は政党幹部が政治資金として裏金を配る実態や、それがどのように選挙活動や政策に影響を及ぼしているかを具体例を交えながら説明している。この構造的な問題に対し、彼女は具体的な改革案も提言していっる。改革の提案には:
・企業や団体からの献金の全面禁止
・資金管理のデジタル化による透明性向上
・総括収支報告書の導入
こうした提案に加え、彼女は選挙制度の改善も強調し、若者層の政治参加を促進することが必要だと語った。
田中氏の批判は、単なる不満の表明に留まらず、政治家としての経験を活かした的確な分析と改善への提案が目立ち、彼女の意見からは、現代の政治への深い懸念と強い改革意志が感じられた。
田中眞紀子の発言はいつも独特の視点とユーモアにあふれている。例えば、彼女が小泉純一郎元首相を「凡人・軍人・変人」と表現したエピソードは有名である。この言葉は1998年の自民党総裁選で、小渕恵三氏を「凡人」、梶山静六氏を「軍人」、小泉純一郎氏を「変人」と例えたことで、その年の流行語大賞を受賞した。
また、「自自公(じじこう)連立」を「ジジ公だかババ公だか」と茶化してみたり、「スカートを誰かに踏まれていて振り向いたら、その犯人が小泉さん本人だった」という外務省改革に絡む比喩的な発言も、彼女ならではの語り口である。今政治が不安、不満、そして面白くない。

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