世相

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 人ごとでない夕張財政破綻

2007年夕張が財政破綻した。財政再建団体に指定され全国で初めて国の管理下に置かれ、予算編成も国の指導の下で行われるようになった。間もなく北海道新聞の記者が夕張の実態と破綻の原因を本にした。早速購入して読んだ。夕張と言えば、メロン、映画「幸...
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 JCO臨界事故と朽ちていった命 

「朽ちていった命」は何度読んでも涙がでる。もうとても読めないと想いながらも、本を手にする。福島第一原発事故の直前にも読んでいた。また山形の土門拳記念館でチェルノブイリの青白い少女の写真にも見いった。この女の子はどうなったのだろうと思い馳せて...
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 嫌な今の世相

10年程前の国会は気分を悪くしながらよく見ていた。安保法制が焦点だった。連日国会で審議しているとき、安倍晋三が首相でありながら国会を放り出して、大阪のテレビ局に出演したのには腹がたった。そんな国会で山本太郎は目立っていた。以前からおかしくな...
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 政治の不甲斐なさへの諦め

今政治資金パーテーの裏金で岸田政権が揺らいでいる。政治家の発言は聞いていられない。政党助成金(政党交付金)の成り立ちを理解していないのではないか。田中眞紀子が久々に登場して真紀子節で次のように言い放った。「11年ぶりに永田町の土を踏みました...
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 騙されることと伊丹万作

詐欺事件が起こると、犯人は悪く言われるが、被害者は善良な人として扱われ、高齢者となると一層それが顕著になる。一般の事件ではそれで良いだろうが、国と国民の間となると簡単に割り切れない問題となる。太平洋戦争で、戦後国民は、国に騙された、マスコミ...